セルフ写真館と貸切型写真館の違いとは?双方の特徴を知ろう!
大切な記念日や思い出をきれいな写真に残したいと考える方も多いでしょう。思い出をきちんと残すなら写真館がおすすめですが、写真館の中にもセルフ写真館や貸し切り型写真館などの種類があり、明確な違いは分からない方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、セルフ写真館と貸し切り型写真館の違いを解説します。
セルフ写真館の特徴
セルフ写真館は韓国発祥のスタイルがSNSで話題となり、日本に伝わったのが始まりです。若年層を中心に人気となっており、現在では街中で見かけるようになりつつあります。セルフ写真館は名前の通り、顧客自身が自分で写真撮影を行うのが最大の特徴です。
カメラマンはいないため、カメラに対してポーズを取り、手元のシャッターで写真を撮影します。設置してある照明やカメラなどの機材はプロ並みのものとなっており、スマホで写真を撮影するよりもハイクオリティな撮影ができます。
また、スタジオはオシャレなインテリアが設置されていたり、小道具がたくさん用意されていたりするため、カメラマンが不在であること以外は一般的なフォトスタジオと変わりません。メイクルームが完備されているところも多く、自分で写真を撮影するのが得意な方や、普段プリクラを頻繁に撮る方はスムーズに撮影できるでしょう。セルフ写真館はカメラマンがいないため撮影料を安く抑えられるのが魅力で、さらに撮影時間も15~30分が一般的です。
写真館で撮影するとなると数時間はかかるため、短い時間でサッと撮影を済ませたい方にも適しているでしょう。そのほか、プロのカメラマンとはいえ、見ず知らずの人に写真を撮影されるのが苦手な方も多いのではないでしょうか。セルフ写真館は、スタジオ内にスタッフがいないため、完全プライベートな空間でリラックスして撮影に臨めます。
貸切型写真館の特徴
貸切型写真館は撮影されている様子を第三者に見られない点はセルフ写真館と同じです。ただし、カメラマンやスタッフはスタジオ内にいるため、完全なプライベート空間ではないといえます。貸切型写真館の特徴は、メイクはプロのスタイリスト、写真撮影はプロのカメラマンに依頼でき、なおかつ撮影している様子を第三者に見られないことです。
写真館でデメリットに挙げられがちな人目が気になるというポイントを解消しつつ、プロのサポートによってハイクオリティな写真撮影が可能なのです。セルフ写真館の場合、機材やメイクセットはプロ仕様のものを使用できるとはいえ、撮影者自身がメイクや衣装、撮影をコーディネートしなければなりません。
普段プリクラや自撮りをすることがほとんどない、写真撮影が苦手と言った場合、短い時間で撮影まで完了させるのはむずかしいでしょう。その場合、貸切型写真館がおすすめです。プロにすべてのコーディネートを任せられるため、撮影だけに集中できるからです。失敗したくない、自分で撮影するのは不安に感じるという場合は、貸切型写真館を検討してみましょう。
セルフ写真館と貸切型写真館どちらを利用するのがおすすめ?
セルフ写真館と貸切型写真館は、それぞれ特徴が異なります。結局どちらのサービスを利用すべきか悩む方も多いでしょう。まず、セルフ写真館の場合、料金を安く抑えたい方におすすめです。
カメラマンやスタイルストがおらず、さらに撮影時間も短いため、数千円でプロ並みの写真撮影が可能だからです。また、短い撮影時間で問題ない方にも適しているでしょう。カップルや大学の友人同士など、大人だけでなおかつ写真を撮り慣れている場合は、15~30分の撮影時間でも問題ないケースが多いからです。
実際にセルフ写真館の利用者はカップル写真やフォトウェディング、成人式などとなっており、大人だけの撮影が適しているといえます。一方、貸切型写真館はスタジオを貸切ってプロのスタッフが撮影をコーディネートします。小さなお子さんがいると、予定通りに撮影できないケースも少なくないのではないでしょうか。
貸切型写真館の多くは1日の組数を限定としており、次の予約や時間の制限を気にする必要がありません。撮影時間も2時間程度設けているところが多いため、お子さんの機嫌が悪くなってしまっても落ち着いて対応できるでしょう。貸切型写真館の利用者は七五三やお宮参り、マタニティフォトなどが多く、家族で時間を気にせず写真撮影がしたいという方におすすめです。
まとめ
記念日や思い出を写真に残しておきたいという方も多いでしょう。その場合、貸切型写真館やセルフ写真館での撮影がおすすめです。貸し切り写真館はスタジオを貸し切り、2時間程度かけてプロのスタイリスト・カメラマンによる撮影が行われます。一方、セルフ写真館はスタッフが不在で、顧客自身が自分で撮影を行います。プロ仕様の機材を使用して、自分自身でセルフコーディネートを行うのが特徴です。それぞれいい点や特徴が異なるため、適した撮影環境を選ぶようにしましょう。